200人の手で、2,000本のカラマツを未来へ
2025年5月11日(土)、長野県上田市・菅平高原にて「UE森2025 にぎやかな森づくり植樹の集い」が開催されました。当社も「にぎやかな森プロジェクト」の協定締結企業として、社員約40名で参加しました。
今回の開催地は、上田市が保有する菅平の森。標高の高いこの地域は、水源涵養や防災の観点からも重要な役割を持つエリアです。
前日からの雨の影響で天気が心配されましたが、当日は曇り空。
朝の菅平は11度と肌寒く、少し緊張感のある空気の中、開会式が始まりました。
開会式には、土屋陽一・上田市長も登壇。
森林保全への思いやプロジェクトの意義が語られ、私たち参加者の心も自然と引き締まりました。
写真左から:上田市産業振興部長 北沢様、齋藤木材工業代表 齋藤、上田市長 土屋様、上田地域振興局 局長 合津様
開会式を終えると、各班ごとに植樹エリアへ移動。急な斜面での作業が多く、上り下りに苦労した場面もありました。


「森を未来につなぐ」という共通の目的を胸に、大人も子供も力を合わせて作業。
少し進んでは呼吸を整え、また苗木を植え、足元を確かめながら植樹を行いました。
「木を植えるって大変」「大きく育つといいな」
そんな声が森の中に広がるころには、肌寒かった朝の気温を忘れるほど汗だくでした。
この日、参加企業・団体と一般参加者約200名が力を合わせ、2,000本のカラマツ苗を植えることができました。一本一本の苗に、未来への願いと責任が込められた瞬間でした。
当社は木材をあつかう企業として、木を使うだけではなく「育てる」責任があると考えています。
こような地域と連携した森林保全活動に関わることで、私たちの仕事の先にある「みらいの森」を、より実感を持って描くことができました。
最後に、植樹祭を開催してくださいました主催・運営の皆様、上田市関係者の皆様、そして共に植樹に汗を流した参加者の皆様に、心より御礼申し上げます。
私たち齋藤木材工業株式会社は、これからも「にぎやかな森」を地域とともに育ててまいります。
長野県の自然豊かな森林を未来に引き継ぐための活動です。詳しくは公式サイトをご覧ください。
上小森林認証協議会 にぎやかな森プロジェクト
https://nigiyaka-mori.com/