社長が講演を行いました
2025年2月10日(月)、長野県上田市の交流文化芸術センター サントミューゼで開催された「あつまれ!にぎやかな森づくりフォーラム2025」にて、弊社の代表取締役・齋藤 健が【持続可能な未来への取り組み~にぎやかな森プロジェクト~】をテーマに講演を行いました。
ご来場いただきました皆様、ご参加いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。
本講演を通じて、森林資源の未来と信州産カラマツの可能性について、多くの皆様と共有できたことを大変嬉しく思います。


講演の主な内容
齋藤木材工業の歩みと役割
講演前半は当社の歴史と、県内唯一の集成材メーカーとしての役割について説明しました。地域資源である信州産カラマツへのこだわりは、単なる企業活動ではなく、地域経済と環境保全に貢献するための取り組みであることが語られました。
信州産カラマツの活用事例
当社が関わってきた木造建築の事例を紹介しました。近年、木材需要の変化を背景に、地元産材の活用が注目されています。齋藤社長は、学校や公共施設など信州産カラマツを活用した建物を写真とともに紹介し、その耐久性や美しさ、地域経済への波及効果について説明しました。
森林認証材の価値とにぎやかな森プロジェクト
森林認証制度の重要性と「にぎやかな森プロジェクト」の取り組みについて触れました。持続可能な林業を実現するため、伐採・利用・再生の循環サイクルを守ることの重要性が語られました。
当社はプロジェクトの立ち上げ時から積極的に参画し、地域の森林資源を次世代につなげるための活動を続けています。信州産カラマツの活用を推進し、持続可能な森林経営のモデルづくりに力を注いできました。
「森を守り、育て、地域の未来に活かしていく」この使命感を胸に、今後もプロジェクトの活動に尽力してまいります。


まとめ
講演後、フォーラムの後半では、フリーライターの赤堀楠雄氏をモデレーターに迎え、「私が“林業”を選んだワケ~若手林業従事者が未来(ゆめ)を語る~」と題したパネルディスカッションが行われました。
地域で活躍する若手林業従事者3名が登壇し、林業の魅力や課題、未来への希望について語り合いました。
林業の新たな可能性に気づかされる内容で、プロジェクトの意義を改めて確認する機会となりました。
森林資源の持続可能な活用は、地域の未来を支える重要な取り組みです。
「技術でつなぐ木のみらい」 齋藤木材工業株式会社は、このキャッチコピーのもと、信州産カラマツの付加価値向上を追求し、地域と共に成長することを目指しています。
今後もにぎやかな森プロジェクトへの参画を通じて森の環境を守り、地域の森林づくりに貢献してまいります。
長野県の自然豊かな森林を未来に引き継ぐための活動です。詳しくは公式サイトをご覧ください。
上小森林認証協議会 にぎやかな森プロジェクト
https://nigiyaka-mori.com/