木を暮らしに取り入れ、未来につなぐ取り組み
齋藤木材工業株式会社(以下、当社)は、長野県が公募する「令和7年度ウッドチェンジ普及促進支援事業」に採択されました。
本事業は、身の回りの製品をプラスチックや金属から「木」へと置き換えることで、森林資源を活かし、脱炭素社会の実現につなげる取り組みです。


なぜ、いま「木」なのか
木は、成長の過程で二酸化炭素を吸収し、製品になった後も炭素を固定し続ける素材です。
木を「使う」ことは、森林を健全に循環させることにつながります。
- 成長した木を伐る
- 製品として活かす
- 新しい木を植えて育てる
この循環を回すことが、環境保全と地域経済の両立につながります。
当社は、長野県産カラマツを扱う企業として「つくる責任」を果たすべく本事業に取り組みました。
取り組み 1
【長野県産カラマツの価値を、わかりやすく伝える】
当社製品「信州唐松丸®」を軸に、県産カラマツの魅力を、専門外の方にも伝わる形で整理しました。
- 製品パンフレットの制作
- ブランドブックの作成
- プロモーションムービーの制作
- 信州ブランドアワードへの挑戦
素材の強みだけでなく「なぜ今、木を選ぶのか」という背景まで含めて発信を強化しました。


取り組み 2
暮らしの中で使える木製品の開発
今年度のテーマは「家の中の暮らしに木を取り入れる生活用品」
そこで当社は、構造用集成材づくりで培った技術を活かし、折りたたみ式チェア「Flexible -LX-chair」を開発しました。特長は、折りたたみ可能。持ち運びやすい。コンパクトに収納できる点です。


未活用材や不良材も活かし、素材を無駄にしない設計としています。デザイナー、信州の名工との協働により、機能性とデザイン性を両立させました。
今後はテストマーケティングを通じ、市場での可能性を検証してまいります。
当社が取り組む理由
私たちは、単に木材を製造・販売する会社ではありません。地域の森林資源を活かし、次世代へつなぐ役割を担う企業です。
木を使うことは、環境負荷を減らす選択肢の一つです。そしてそれは、地域の山を守ることにも直結します。ウッドチェンジは、環境対策であると同時に、地域資源の価値を高める挑戦でもあります。
齋藤木材工業はこれからも、木の可能性を社会へ広げる取り組みを続けてまいります。