試験体製造など木質構造の
研究開発に貢献いたします
高層ビルやショッピングモール、ドーム、公共施設、体育館など、大型の木造建築物が増えていくと共に、新たな建築物に対応できる「新たな集成材」が必要とされるようになっています。当社では30年以上前から、大学やゼネコン様と協力しながら、耐火集成材などの新たな製品開発を行っています。
超高層ビルの建築にも
対応できる耐火集成材
建築基準法の改正により木造の大型建築物を建てることが可能になると、構造体となる集成材に耐火性能などが求められるようになりました。当社では、スーパーゼネコン様主導で、1時間耐火、2時間耐火の構造用集成材を開発協力。最近は超高層ビルの建設を視野に入れた3時間耐火の製品を開発協力しました。
試験体の製造を通して
集成材の可能性を探る
木造による高層建築や大型建築は、鉄骨やコンクリートなどと組み合わせて建設されることがほとんどです。安全な建造物を建てるために、例えば木材とコンクリートの接合部分の経年変化など、基礎的な研究を行うことも必要になります。当社は大学やゼネコン様などからの依頼で試験体を開発・製造する他、必要な素材(集成材等)を提供することで、多くの研究に貢献しています。
共同研究事例
No.1 | 集成材を用いた梁・小梁及び梁・束接合部の力学的特性に関する実験的研究 | 2000/03/01 |
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No.2 | 集成材を用いた接合部の力学的特性に関する実験 | 2001/03/01 |
No.3 | 120mm角集成材を用いた柱脚接合部の力学的特性に関する実験 | 2004/03/01 |
No.4 | 繊維直交方向荷重を受けるカラマツ集成材ボルト接合部の強度に関する破壊力学的研究 | 2007/03/01 |
No.5 | 繊維直交方向加力を受けるカラマツ集成材ボルト接合部の亀裂進展に関する破壊力学的研究 | 2007/04/01 |
No.6 | 構造用大断面集成材接合部のせん断実験報告書 | 1992/04/01 |
No.7 | 構造用大断面集成材接合部のせん断実験報告書(Ⅱ) | 1993/05/01 |
No.8 | 高信頼性集成材の断面設計法と製造に関する模擬的研究報告書 | 1994/03/01 |
No.9 | 構造用大断面集成材接合部のせん断性能に関する研究報告書 | 1994/03/01 |
No.10 | 信州産からまつMSRランバーに関する基礎的研究報告書 | 1994/03/01 |
No.11 | 信州産からまつの素材性能に関する実験的研究 | 1995/03/01 |
No.12 | 曲げ応力を受けるラミナの引張強度に関する実験的研究 | 1998/03/01 |
No.13 | ラミナ厚の異なる集成材の曲げ強度試験 -信州産カラマツを対象として- | 1998/03/01 |
No.14 | 信州産からまつ集成材を用いた仕口部のクリープ特性に関する実験報告書 | 1999/02/01 |
No.15 | 単節ラミナの引張強度特性に関する実験的研究 | 1999/02/01 |
No.16 | 信州産からまつ集成材を用いた接合部の力学的特性に関する実験報告書 | 1999/03/01 |
No.17 | 集成材のクリープ性状に及ぼす温湿度の影響に関する研究報告書 | 2000/04/01 |
No.18 | 信州産カラマツラミナの引張強度特性に及ぼす節の影響 | 2000/04/01 |
No.19 | 信州産からまつ集成材を対象とした接合部のクリープ変位推定に関する研究 | 2001/03/01 |
No.20 | 集成材による建築構造物のクリープ変形挙動の把握と追跡 | 2009/03/01 |
共同研究事例について
詳細をご希望の方は
建築部 取締役技術部長 齋藤 潔までお問合せください。
TEL:0268-68-3811