高品質薪としてカラマツの端材を活用しています
集成材の端材(カラマツ)に付加価値を付けるため、2022年度から薪製造・販売・新製品開発事業がスタートしました。当社の薪は、含水率が低い、火力が強い、1年を通して安定した品質で供給できるなど優れた特性があり、キャンプ場、サウナ、薪ストーブなど、長野県内を中心に需要が拡大しています。2024年度よりユニット型サウナの製造も開始します。
資源に付加価値をつけて
森林を守る
カラマツを集成材に加工すると、木材の中心部分(約60%)は集成材になりますが、残り40%は端材となります。従来こうした端材は、製紙用チップなどとして安価に取引されていました。しかし端材の付加価値を高めることができれば、カラマツの資源価値が上がり、森林の再生につながります。そこで端材を高品質の薪として製造・販売する事業を立ち上げました。
含水率の低い薪を
安定的に提供
一般に市販されている薪は、木材を半年から1年かけて自然乾燥させたもので、20%前後の含水率があります。一方、齋藤木材工業の薪は、カラマツを人工脱脂乾燥させているため、含水率が10%前後と低く、着火が安易で火力が強い。さらに虫が発生しないなどさまざまな優位性をもっています。さらに当社の薪は6日間程度で製造できるため、品質の優れた薪を、年間を通して安定供給することが可能です。
国産材を使ったドーム型サウナ
【Vetää/ヴェター】
2023 年から取り組んでいるのがユニット型サウナの製造です。ストーブまで取り付けた完成品をお客様のもとにお届けしますので、その日から使用することができます。床と壁に構造用集成材を使用しているため断熱性に優れており、フラットで広々した床はサウナ以外の用途でもご使用いただけます。国内生産で万一のトラブルにも迅速に対応できるなど、数多くのメリットを持っています。軽井沢にショールームがございますので、お気軽にお問い合わせください。