高い耐火性能を有する木造建築の実現へ
これまで実現が困難であった純粋な木造部材による都市部での大規模建築を耐火集成材「燃エンウッド®」が可能とします。
燃エンウッド®の仕組み
荷重を支持する集成材と耐火性能を付与する集成材の組合せにより耐火構造部材としての性能を発揮します。
国土交通大臣認定
「1時間耐火構造部材」
2011年12月取得
1時間耐火性能とは、1時間加熱してその後放置して燃え進まなくなり、自然に鎮火して燃え止まる耐火性能を指します。従来はRC構造や石膏ボードなどで耐火被覆された鉄骨造などが「1時間耐火性能」として一般的でしたが、2000年の建築基準法が性能規定化されたことを受け、木材であっても、上記をクリアすれば「1時間耐火性能」が認められるようになりました。
断面が大きくなると表面は焦げて炭化層ができ、酸素の供給が絶たれ、
燃え難くなり、1,000℃以上になっても必要強度は保たれます。
燃エンウッド®の耐火実験
耐火部材としての国土交通大臣の認定を受けるために第3者機関による性能評価試験を受けています。1時間耐火構造部材として求められる性能を満足していることが確認されました。
※「燃エンウッド®」は株式会社竹中工務店の登録商標です。